デザイナー紹介

ニールス・ヨルゲン・ハウゲセン

ニールス・ヨルゲン・ハウゲセン(1936-2013)は、デンマークデザイン界の偉大な人物のひとりである。1956年に家具職人としての訓練を受け、1961年に美術工芸学校を家具建築家として卒業。

「私の家具は、できれば人々の感覚に訴えかけるような、明確なアイデンティティを持ちたい」-ニールス・ヨルゲン・ハウゲセン

ニールス・ヨルゲン・ハウゲセンは、1980年代のデンマークを代表するハイテク・ムーブメントの一人である。彼のデザインは、考え抜かれた機能性と素材の特性に対する深い理解を兼ね備えている。

ハウゲセンは厳格でインダストリアルな作風で知られるようになったが、そのシンプルさにもかかわらず、細部までよく練られた構造を特徴とする非常に洗練されたスタイルに見える。

彼は同世代で最も才能ある家具建築家のひとりとして認められているが、その理由の大部分は、ひとつの仕事を完璧に仕上げるまでやり抜く執念と能力にある。アルネ・ヤコブセンのスタジオに5年間在籍し、家具デザイン、インテリアデザイン、建築に関する幅広い知識を身につけた後、自身のスタジオを設立した。

スネドケルガーデンとのコラボレーションは、ニールス・ヨルゲン・ハウゲセンの晩年、つまり2007年に始まった。